【初心者・HSP向け】Webデザイナーが5万円の案件を20万円に変える提案資料の作り方

HSPエピソード

価格交渉に疲れ果てていた、あの日の私

「この内容で、5万円でお願いできますか?」

メッセージを受け取った瞬間、少しだけ胸がざわつきました。
でも私は、反射的に「はい、大丈夫です」と返してしまっていたんです。

本当は、その金額じゃ厳しいって、すぐにわかっていました。
ページ数も多いし、調整も入りそうで、きっと何日もかかる。
だけど、「断ったら嫌われるかも」と思ったら、怖くて何も言えませんでした。

私はHSP気質で、人の気持ちを強く感じてしまうタイプ。
誰かに「えっ?」って顔をされるだけで、頭が真っ白になってしまいます。
自分の意見を伝えることが、ずっと苦手でした。

それに、私はまだ駆け出しのフリーランス。
「実績がないから、仕方ない」って、ずっと自分に言い聞かせていたんです。

けれど、ある日ふと気づいてしまったんです。

「これ、いつまで続けるんだろう…?」

断れずに受けた案件は、時間ばかりかかって、報酬は少なくて。
夜遅くまで作業して、家族との時間も、自分の心の余裕も削られていく。

このままじゃ、どこにもたどり着けない気がしました。

提案してもスルーされる、伝わらない苦しさ

「ここは、こうするともっと見やすくなると思います」
「ユーザーの導線を考えると、この配置の方が…」

勇気を出して言葉にしてみても、返ってくるのは決まってこう。

「うーん…とりあえず今のままでいいです」
「そこは今回はこだわらなくていいので」

そのたびに、心がスッと冷えていくような感覚がありました。

相手が悪いわけじゃないのは、分かってるんです。
でも、私の言葉はいつも、空気みたいに流されてしまう。

「きっと伝え方が悪いんだ」
「自信なさそうに見えるのかな…」

そう思うと、ますます萎縮して、声も小さくなっていく。

「いいものを作りたい」と思ってるのに、
「価値を届けたい」と願ってるのに、
なぜかそれが、うまく伝えられない。

それが、ものすごく悔しかったです。

そして気づけば私は、
“言われた通りに安く作る人”になっていました。

気持ちも、自信も、
少しずつ擦り減っていくようでした。

転機は、「テンプレとPREP」の出会いだった

そんなある日、夜中にSNSを見ていたら、
ふと目に入ったのが「5万の案件を20万に変える資料術」という投稿でした。

「えっ、そんなことできるの…?」
最初はちょっと信じられなかったけれど、
気になって、そのままnote記事を読んでみたんです。

そこには、無理やりな営業でも押し売りでもなくて、
“相手に喜ばれながら”価格を上げる方法が、ものすごく丁寧に書かれていました。

しかも、「テンプレートあり」「PREP法でまとめるだけ」って。

私はその時、少しだけ胸があたたかくなりました。

「これなら…私にもできるかもしれない」

そう思ったんです。

決め手だったのは、
“言いにくいことを、言いやすくするための型がある”というところ。

私は、ただ言葉にするのが苦手なだけで、
何も考えてないわけじゃない。

その「伝え方」に型があるなら、
そこに頼ってみてもいいのかもしれないって、思えたんです。

HSPで、コミュ障で、でも誠実に伝えたい――
そんな私にとって、「PREP法」と「提案資料の型」は、
はじめて出会った“武器”のようなものでした。

資料づくりで変わった、自分の「在り方」

まずは、テンプレートをそのまま写すところから始めました。
「こんな構成で、こんなふうに書けばいいんだ」と思いながら、
まるで“写経”みたいに、そっくりそのまま真似しました。

PREP法を使って、
「結論 → 理由 → 具体例 → まとめ」
この順番で構成してみるだけで、不思議なくらいスッと整理できました。

それを、自分の案件にあてはめてみたら、
今までぼんやりしていた自分の考えが、
ちゃんと“形”になって、言葉になっていったんです。

私はこれまでずっと、
「言われた通りにやるのが、お客さんのためだ」って思っていました。

でも、それはちょっと違ったのかもしれません。

本当に相手のためを思うなら、
「こうした方が、もっと成果が出る」
「ここは改善できます」って、ちゃんと伝えること。

そのために、資料がある。
そう気づいたとき、ちょっとだけ気持ちが楽になったんです。

プレゼンって、押し売りじゃなくて、
“相手の理想を叶えるための提案”なんだって。

そう思えるようになってから、
私は提案用の資料づくりが、少し好きになっていきました。

初めて通った提案、「ぜひそれでお願いします」に涙

そして、ついに資料を使ってプレゼンする日が来ました。

相手は、これまで何度かやりとりしてきたクライアントさん。
「今回はちょっと、提案があるんですけど…」と、
小さな声で、でも心を込めて話を切り出しました。

画面越しに、PowerPointのスライドをゆっくりめくりながら、
PREP法で整理した内容を一つひとつ、丁寧に伝えていきました。

結論から始めて、理由を説明して、
「この構成にすると、こういったメリットがあります」
「実際に似た構成のサイトで成果が出ています」
そんな具体例も添えて。

すると――

画面の向こうで、クライアントさんがふと頷いたんです。

「…すごくわかりやすいですね」
「それ、いいですね。ぜひそれでお願いできますか?」

その一言が聞こえた瞬間、胸の奥がじんわり熱くなりました。

こんなふうに言ってもらえたのは、初めてでした。
「ちゃんと届いた」って、心から思えたんです。

価格は、最初に言われていた“5万円”じゃなくて、
私が提案した“20万円”。

それでも、相手は納得して、
むしろ「この内容なら、むしろ安いくらいですね」って言ってくれました。

私は、震える手で画面を閉じて、
そのまま静かに、涙を流しました。

「わたし、ちゃんと伝えられたんだ」って。
「伝えたことを、受け取ってもらえたんだ」って。

それが、こんなにも嬉しいことだなんて、
そのとき初めて知りました。

“相手のため”に価格を上げられる自分になるまで

あの日の経験が、私の中の何かを大きく変えました。

それまでの私は、
「値段を上げる=わがまま」だと思っていたし、
「高いことを言う=嫌われる」って思い込んでいました。

でも、提案資料を通じて伝えたのは、
“自分の利益”じゃなくて、“相手の成果”だったんです。

「この構成の方が、成果が出やすい」
「こうした方が、ユーザーの離脱が減る」
「ここを改善すれば、もっと伝わります」

全部、相手のビジネスを良くするための提案。

だからこそ、その提案に価格がついてくるのは、
むしろ“誠実”なことなんだと、今なら思えます。

もちろん、今でも怖いときはあります。
「これを出して、断られたらどうしよう」って、
資料を開く手が震えることもあります。

でも、もう「言いなり」には戻りたくない。
「安くていいから」と言われても、
“相手の本当の目的”を一緒に見つけて、
“もっと良くする提案”ができる自分でいたい。

価格を上げることは、自分を守るためだけじゃなく、
相手の未来を、一緒に大切にすること。

そう思えるようになった今、
私は以前よりずっと、誇りを持って仕事ができています。

今、自信がなくて苦しんでいるあなたへ

もし、今のあなたが
「また安く引き受けてしまった…」
「提案しても、何も通らない…」
「ちゃんと伝えたいのに、言葉が出てこない…」

そうやって、自分を責めていたとしたら。

その気持ち、私もすごくわかります。

HSPで、繊細で、
誰かに強く言われるとすぐに心が折れてしまう。
そんな自分が、情けなく思えることもありました。

でも。
あなたが悪いわけじゃないんです。

ただ「伝える方法」を、まだ知らないだけ。
「想いを形にする道具」を、まだ手にしていないだけなんです。

私も、テンプレを写して、PREP法を真似するところから始めました。
それだけで、世界が変わりました。

たった1つの資料で、
「お願いしたい」と言ってもらえて、
「それで行きましょう」と頼られるようになりました。

伝える勇気は、練習で育てられる。
自分の価値は、自分の中にもうあるんです。

それをちゃんと、相手に届けられるようになるだけ。

あなたにも、きっとできます。
だって、私にもできたから。

自分の想いを、ちゃんと伝えられるって、
本当に、あたたかい奇跡のような体験です。


この物語に出てくる提案資料の作り方はこちら

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WEBデザイナーのための、ゼロからの提案資料の作り方
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